2018年1月31日
<本編>
R:(彼女は手を見られることが嫌いだ。)
R:(僕は彼女のその手をいとおしく思う。)
■友達とのやり取り(大画のレポートを遼の部屋でやっている)
智:遼って、どういう子が好きなの?
R:手が素敵な子。
智:手フェチなんだ、
意外だな。
■インサート
やすが雑巾で掃除している所。
■友達とのやり取り
智:手って、どういう手がいいの?
細くて、長くて、マニュキアなんかした感じ?
R:(微笑)いや、違うかな?
好きな手は、、、
■(回想)部屋
台所で食事の用意をするやす。
お米を研いでるシーン、手荒れを心配する。
二人で食事しているシーン
R:手荒れがひどいなら、無洗米使えばいいのに。
Y:ありがとう。
でも、ずっとこうやってきたし、
R:そんなに、こだわりあるの?
Y:うーん?
食べるってことは、動物や植物の命を頂くってことになるから、
うーん、うまく言えないけど、大事に扱いたいなって思うの。
R:・・・
R:(少し微笑して)それでなんで無洗米使わないの?
Y:うーん、だから、大事にしたいから、直接、自分の手でやりたい、
機械でやるよりも人の手で研いだ方がなんとなくよく思うから、、、
R:(微笑)
アドリブ
R:(以下:ナレーション)
僕は彼女が好きだ。
どこに好きになったのかはわからなかった。
けど、彼女の考え方や思いが僕を優しく包んでくれる。
R&Y:ご馳走様でした。
やすの手を優しく包むように触れる遼
R:休んでいていいよ。
食器を片付ける遼
R:(以下ナレーション)
美しさとは何だろう?
僕は彼女の手をどうして好きなのだろう。
ソファで休んでいるやす。
隣に座る遼、そして手を握る。